約ネバ読了

妻のすすめで約束のネバーランドという漫画を読んだ。

 

結論から言うと

めっちゃ面白い漫画だった。

 

まさに少年漫画といったシンプルかつあついストーリー、

真っ直ぐなキャラ達に

伏線を張り巡らせた重厚なシナリオ。

 

絵も躍動感があり上手で

最新刊までの18冊を一気に読むことができた。

 

この漫画は孤児院に暮らす子供達が主人公。

孤児院は12歳まで。

それまでに里親が見つかれば

晴れて引き取ってもらい卒院となる。

 

しかし、実は卒院などしておらず、

外の世界に住む鬼の食糧として出荷されていたのだ。

孤児院とは名ばかりで、鬼の食糧を育てるための農園だったのである。

 

その事実に気づいた主人公達が

孤児院からの脱出を目指す

というところからストーリーがはじまる。

 

この設定だけでもワクワクするが、

登場人物たちの騙し合いや策略なんかがとても秀逸。

読んでる人の予想を良い意味で裏切り、

なるほど、と思わせる展開の連続。

 

少年漫画らしい

ストレスフリーのスピーディな展開で物語が進む。

 

久しぶりの漫画がこんなに面白い漫画で大満足である。

唯一の不満があるとすれば完結していないと言うことくらい。

 

しかしこの18巻まででもうクライマックスに近い盛り上がり。

続きが気になって仕方ない。

 

駆け足気味に進んでいる気もするが、

まだまだ残された伏線も山ほどあり

読み応え抜群の漫画である。

 

今年の冬にも実写版映画が公開するらしい。

なかなか実写化は大変な漫画ではある気もするが、

いちファンとして、成功を願いつつ

ぜひ機会があれば劇場で見たいなと思っている。